Amazonがクラウドゲーミングサービス「Luna」を米国で正式公開 日本での展開は未定
PCからタブレット、スマートフォンなど、多様な環境に対応する
米Amazonは3月1日(現地時間)、クラウドゲーミングサービス「Luna」の提供を米国で開始した。2020年9月に発表し、同年10月から招待ユーザーのみを対象に試験的にサービスを提供していたが、ようやく正式にサービス開始となった。米国外でのサービスについては特に発表はない。【写真】それぞれゲームの品ぞろえが異なる6チャンネルが用意される Lunaは、ゲームの画面をストリーミングで配信するサービスだ。ユーザーのコントローラーを通した操作はクラウドに送信され、操作の結果はクラウドで処理する。ゲーム機を用意することなく、汎用(はんよう)のPCやスマートフォンなどでゲームを楽しむことができる。 具体的には、Windows、Mac、Chromebook、iPhone、iPad、Android、Fire TV、Fire タブレットを家庭用端末として利用できる。そして、Amazon傘下のTwitchを使って簡単な操作でゲーム実況ができる機能も提供する。 それぞれゲームの品ぞろえが異なる6チャンネルを用意しており、利用料金はチャンネルごとに異なる。「Prime Gaming」チャンネルは、Prime会員が無料で楽しめるチャンネルで、ゲームのラインアップは毎月変わる。3月は「Devil May Cry 5」「Observer: System Redux」「PHOGS!」「Flashback」の4作品を楽しめる。 その他、人気のあるゲームを集めた「Luna+」チャンネル(月額9.99ドル)、家族で楽しめるゲームを集めた「Family」チャンネル(月額5.99ドル)、古いゲームを集めた「Retro」チャンネル(月額4.99ドル)、パーティーゲームを集めた「Jackbox Games」チャンネル(月額4.99ドル)、UBISOFTの作品を楽しめる「UBISOFT+」チャンネル(月額17.99ドル)の5チャンネルがある。 このうち、Luna+チャンネルとFamilyチャンネルは、3月31日までに契約すればそれぞれ月額5.99ドル、2.99ドルで楽しめる特別価格を設定している。
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