Disney+、「四畳半タイムマシンブルース」など日本発作品を全世界配信
ウォルト・ディズニー・カンパニーは、Disney+の配信コンテンツを発表するイベントを開催。日本発の作品では「四畳半タイムマシンブルース」「ブラック★★ロックシューター DAWN FALL」などの新作アニメ、「ガンニバル」のドラマ化プロジェクト、俳優 松尾諭による小説「拾われた男」のドラマ化も発表された。
日本を含むアジア太平洋地域(APAC)の各国クリエイターとディズニーが共同で取り組む「APAC クリエイティブ・エクスペリエンス・プロジェクト」についても発表。APACにて制作される新作コンテンツとして、18のオリジナル作品を含む20本が紹介された。
日本発のコンテンツは6作品。
アニメ作品では、「四畳半神話大系」の続編となる「四畳半タイムマシンブルース」、リブートとして発表された「ブラック★★ロックシューター DAWN FALL」、そして集英社「ジャンプ+」配信作品原作の「サマータイムレンダ」が2022年に全世界独占配信される。
四畳半タイムマシンブルース(C)森見登美彦, KADOKAWA / 四畳半タイムマシンブルース製作員会「ブラック★★ロックシューター DAWN FALL」(C)B★RS/ブラック★★ロックシューターDAWN FALL製作委員会「サマータイムレンダ」(C)田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会TVアニメ『サマータイムレンダ』特報PV 【2022年放送/配信予定】実写作品では、すでに配信が決定している「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」ほか、松尾諭のエッセイ「拾われた男」のドラマ化と、「ガンニバル」の実写化プロジェクトが発表された。
「四畳半タイムマシンブルース」は、前作の制作スタッフの多くが再集結。キャラクターデザインは引き続き中村佑介、脚本は上田誠、監督は前作で演出などを手掛けた夏目真悟、アニメーション制作はサイエンスSARUが担当する。同作では新しい配信モデルに挑戦するとし、Disney+にてシリーズ数話を先行配信後、劇場作品版として再編集し上映も実施。加えて、Disney+限定のオリジナルエピソードも配信されるという。
「四畳半タイムマシンブルース」アニメ化決定!PV既報の通り、Disney+では27日より、「スター」ブランドを新たに追加し、20世紀スタジオやサーチライト・ピクチャーズ、ディズニーテレビジョンスタジオ(ABC Signature及び20th Television)、FXプロダクションズなどが手掛けた作品を配信開始する。
TBS日曜劇場で放送されたドラマ「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」は、スターブランド初の日本国内ドラマとして、同日より全世界見放題配信される。日本で制作されたドラマの世界配信はディズニーでは初となる。
「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」(C)TBS実写化プロジェクトが始動した「ガンニバル」は、日本文芸社「週刊漫画ゴラク」で連載中の同名漫画が原作。日本の山間の村「供花村」に赴任してきた駐在。村人たちは彼を温かく迎え入れるが、一人の老婆の死から、彼は村の異常性に気づき、ある疑念に囚われる……。「この村の人間は人を喰ってる」。戦慄の“村八分”サスペンス。
実写化にあたり、主演は柳楽優弥に決定。監督は片山真三、脚本は大江崇允が務める。
主演の柳楽優弥片山真三監督脚本の大江崇允氏松尾諭のエッセイを元にドラマ化する「拾われた男」は、シリーズドラマとして制作される。主人公役には仲野太賀、恋人役に伊藤沙莉、主人公の兄役に草薙剛が決定した。イベントには著者の松尾とキャスト3名が登壇。
松尾諭 著「拾われた男」(文藝春秋刊)/装画 松尾諭キャストに「先生」と呼ばれて照れ笑いしていた松尾は、ドラマ化にあたって「今とても浮かれています。浮かれてしまうとろくな事にならないので、書籍化が決まったときも浮かれかけて我慢して、映像化が決まったときも我慢して、今この場に登壇して、我慢しようとしてましたがやっぱり浮かれています」と述べた。
原作著者 松尾諭左から伊藤沙莉、仲野太賀、草薙剛、松尾諭、ウォルト・ディズニー・ジャパン キャロル・チョイ社長最後に、ウォルト・ディズニー・ジャパン キャロル・チョイ代表取締役社長より、アニプレックスが配信するディズニーのスマホゲーム「ディズニー ツイステッドワンダーランド」のアニメ化プロジェクトが発表された。同作も全世界独占配信となる。
「ディズニー ツイステッドワンダーランド」(スマホゲームの画像)Disneyウォルト・ディズニー・ジャパン キャロル・チョイ代表取締役社長