ニュース 「おかえりモネ」いよいよフィナーレへ! 夏木マリが語る、清原果耶のすごさ「私が果耶さんに教えられていた(笑)」
(左から)坂本美雨、夏木マリさん
アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」。10月21日(木)の放送は、夏木マリさんがゲストに登場。夏木さんが出演する現在放送中のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」について語りました。
現在放送中のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」。夏木さんは、清原果耶さん演じる主人公・モネに大きな影響を与える新田サヤカ役で出演しています。坂本は、ドラマの音楽を手がける高木正勝さんの楽曲に歌唱で参加しています。
◆いよいよ最終回!「おかえりモネ」撮影秘話
坂本:夏木さんと「おかえりモネ」の話をしたかったんです。夏木:お世話になっています。あの美しい歌声は美雨さんなのね。とてもありがたいです、素敵な声で盛り上げていただいて。坂本:こちらこそありがたいです。(ドラマの)音楽を担当している高木正勝さんと長年ご一緒させていただいていて。1曲だけだと思ったら、モネの成長とともに2曲、3曲……と続けさせていただきました。夏木:最初に歌声を聴いたときに、美雨さんだとわからなくて。とてもきれいな声で歌う人だなって思っていて(笑)。そのうちに美雨さんだって聞いて、なるほどと思いました。坂本:夏木マリさんの役(新田サヤカ)はかっこいいですね。夏木:(「モネ」の脚本家)安達奈緒子さんのセリフって、大人のセリフがすごくいいですよね。素敵なセリフばかり言わせていただいていて、私はすごく得をしています(笑)。坂本:(宮城県・気仙沼の自然豊かな島で育った)主人公・モネが、(宮城県の)登米市で暮らしていたときの下宿先の大家さんが、夏木さん演じる新田サヤカです。新田サヤカの言葉は本当に説得力がありますね。夏木:モネがまだ若く、どっちにいこうか悩んでいるときに、経験から話すというのは、モネにとっても頼りがいがあったんじゃないかと思いますね。坂本:そんな「おかえりモネ」は、10月29日(金)で終わってしまいます。もうどうなるんだろう……。夏木:私は結末を知っていますけど(笑)。(坂口健太郎さんが演じる、サヤカが開設した診療所の医師)菅波先生との行方も、みなさん心配なんじゃないかと思いますが。本当に面白いです。坂本:撮影はどんな雰囲気だったんですか?夏木:果耶さんがとても大人っぽい方で。朝ドラって新人女優さんをみんなで育てていくっていうノリなんですけど、誤解を恐れずに言えば、もう果耶さんはでき上がっていて、しっかりしているから座長として、とても素敵でした。撮影も淡々と進んでいましたね。でも、コロナ禍だから食べ物や差し入れが一切なくて。坂本:それはちょっと寂しいですね。夏木:(撮影で)地方に行くと(地元の方々が)炊き出しをやってくださったり、みんなで盛り上げてくださるんですけど、今回はちょっと違っていて。登米にも3回ぐらい行ったのですが、(地元の方々との)交流も一切なく、朝ドラのスタイルとしては寂しい感じでした。お芝居はチームワークよく進んでいたので何も心配はなかったけど、(地元の方々と)交流できなかったのが残念でした。坂本:果耶さんと交流するなかで、アドバイスをされることはありましたか?夏木:もうね、私が果耶さんに教わっていました(笑)。間の取り方とかね。私はせっかちなので、とっとと演技を終えてしまう。何年経っても、それがうまくないの。でも、果耶さんは、じっくりと気持ちを入れて、いい表情をしていて。リハーサルのときも、私はセリフを忘れることがあるんだけど、そういうときにセリフを教えてくれますからね。すごくしっかりしていて頼もしかったです。(TOKYO FM「坂本美雨のディアフレンズ」10月21日(木)放送より)
最終更新:TOKYO FM+