金融審議会「資金決済ワーキング・グループ」(第2回)議事録
それでは、定刻よりも少し早いのですけれども、皆様おそろいということですから、ただいまより、資金決済ワーキング・グループの第2回会合を開催いたします。皆様、御多忙のところ御参加いただき、誠にありがとうございます。
本日の会合も、前回に引き続きオンライン開催とし、一般の傍聴はなしとした上で、メディア関係者の皆様には、金融庁内の別室において傍聴いただくこととしております。
次に、本日の会合より、オブザーバーとして、個人情報保護委員会事務局、日本銀行、預金保険機構、信託協会、日本証券業協会、日本暗号資産取引業協会、日本STO協会、新経済連盟、日本IT団体連盟にも御参加いただいております。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、早速でございますけれども、議事に移ります。
本日は、まず前半の70分は、前回の会合に引き続き、銀行等におけるマネーローンダリング・テロ資金供与対策の高度化や効率化に向けた対応、これをテーマとして、事務局より説明をいただき、メンバーの皆様に本論点の議論を深めていただきたいと存じます。
次に、後半の50分では、デジタル・分散型金融への対応のあり方等に関する研究会における中間論点整理について、事務局より紹介いただきます。今後、本ワーキング・グループでは、この論点整理も踏まえ、送金・決済分野における諸課題について御検討いただければありがたいと存じます。
なお、討議に当たりましては、資料1-2および資料2-2の、本日討議いただきたい事項を適宜御参照いただければと存じます。
それでは、事務局より説明をお願いいたします。