シャープ、ドコモ向け夏モデル開発者インタビュー
この夏のNTTドコモ向けのシャープ製端末群は、スマートフォンのフラッグシップモデル1台にミドルレンジが1台、Androidベースのフィーチャーフォン1台、7型タブレット1台と幅広く、まさに役者が勢揃いした感じ。現在1社でここまでカバーするメーカーはシャープだけといっても過言ではない。
4機種リリースした目的や、それぞれの端末の新たな機能について、通信システム事業本部 グローバル商品企画センター 第一商品企画部 部長 高木健次氏、同部 主事 別府莉那氏、同部 丸山晋由氏、デザイン本部 プロダクトデザインセンター 通信デザイン室 シニアデザイナー 真野靖彦氏にお話を伺った。
高木健次氏――スマートフォン2機種、ケータイ1機種、タブレット1機種と、今回4機種を供給されるわけですが、なぜでしょうか?
高木氏 ワンシーズンで4機種って、ちょっと多いですよね。元気なところを見せようかなと(笑)。スマートフォンの契約数が半数を超えてきて、スマホとケータイのお客様が半々くらいになってきていますよね。それに伴ってニーズも多様化していますので、お客様のニーズに合わせたモデルを提供したいと考えまして、今回4機種をラインナップしています。
たとえば、スペックや機能を重視する人や、最新の技術をいち早く体験したいという方は、5.5インチのフラッグシップモデルである「AQUOS ZETA SH-03G」を選ばれると思います。それに対して、あまり高い機能は求めず、手頃な価格でスマホデビューしたいという方は、5インチの「AQUOS EVER SH-04G」を選ばれるでしょう。一方で、まだまだ折りたたみのケータイは手放せないけど、LINEは使ってみたいという方には、新世代ケータイの「AQUOSケータイ SH-06G」をおすすめします。さらには、通話は折りたたみのケータイがいいけど、いろんなアプリを便利に使ってみたい、コンテンツを大きな画面で楽しみたいという方はタブレッドである「AQUOS PAD SH-05G」とのセットをおすすめしたい。この夏モデルはこんな感じでラインナップしています。