GamesIndustry.biz Japan Edition Quest 2はより高精細で軽く低価格に。新世代VR標準機の真価を探る キーワード ハードウェア関連記事 ハードウェア関連記事
編集長:aueki
FacebookからOculus Quest 2が発表された。スタンドアロンタイプのVRヘッドセットの代表格ともいえるOculus Questの後継機だ。Oculus Quest | Oculus Quest 2 | |
SoC | Snapdragon 835 | Snapdragon XR2(865相当) |
ディスプレイパネル | 有機EL | 液晶 |
画面解像度 | 1440×1600ドット×2 | 1832×1920ドット×2 |
リフレッシュレート | 72Hz | 72/90Hz |
メインメモリ容量 | 4GB | 6GB |
バッテリー持続時間 | 2〜3時間 | 2〜3時間 |
重量 | 571g | 503g |
税込価格 | 4万9800円(64GB),6万2800円(128GB) | 3万7180円(64GB),4万9280円(256GB) |
Quest 2エリートストラップ バッテリーおよび携帯用ケース付き | Quest 2フィットパック |
性能以外になにが変わったのか?
SoCの変更とパネルの変更で,VRヘッドセットとしての基本性能が順当に上がっていることは分かった。それ以外ではなにが変わったのだろうか? ●ホワイトボディ試用してみる:装着感はどうか?
Quest 2を導入するにはスマートフォンのOculusアプリが必須となる。新規にインストールするか,すでに使っている人は最新版にアップデートすると,Quest 2デバイスを追加できるようになる。もしも一覧に新たなヘッドセットが見当たらない人は,一度アプリを削除して再インストールしてみよう。余談だが,旧Questを含むOculusデバイスで,Fcebook IDでログインしているのにやたらとFacebookでのログインが促されて困っている人は,FacebookでのログインはやめてOculus IDでのログインに変更しよう。 アプリを立ち上げ,設定でヘッドセットの追加を行い,Quest 2の画面に表示されるコードを入力してヘッドセットをペアリングすればすぐに使用できるようになる。 なお,動作に必要なスペースは,歩き回る場合,2×2m程度で,動かない場合でも直径1.2mくらいのなにもない空間(ガーディアンスペース)が要求される。最初に設定することになるのであらかじめ部屋を片付けておこう。 装着すると,鼻のところの隙間がやや小さくなっているかな? と感じたが,相変わらず隙間は存在する。Oculus製品では,鼻の部分にかなり大きめの隙間があり,手元を見るときには便利だったものの,体感上は悪影響を与えるものとなっていた。以前から「平たい顔族」には合わないと少し婉曲に表現していたのだが,多少はマシになったのだろうか(気のせいかもしれない)。ただ,フェイスパッド単体を見る限りでは,QuestとQuest 2でさほど違いはない。他社製品(とくにアジア地域で開発された製品)と比較するとかなり尖ったアウトラインになっていて,スポンジが薄めなのがOculus製品の特徴といってもいいだろう。ホーム画面 |
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