【2021年振り返り #9】空飛ぶクルマ実用化に向けて。注目企業の今年の動きをまとめました
「空飛ぶクルマ」とは、正式名称を「電動垂直離着陸型無操縦者航空機(eVTOL)」といい、電動化・完全自律の自動操縦・垂直離着陸が大きな特徴。
その実用化は、都市部でのタクシーサービスや離島・山間部などの新たな移動手段、災害時の救急搬送など、ヒトやモノの運搬の選択肢を大きく広げると言われています。
経済産業省・国土交通省によって制定されたロードマップでは、2023年度の事業開始および2030年の本格普及が掲げられ、「空の移動革命に向けた官民協議会」が発足するなど、国内でも実用化への動きが活性化しているところです。
そんななか、それぞれのアプローチで空飛ぶクルマ実用化を目指す企業の取り組みに注目が集まっています。そこで今回は、2021年にTechable(テッカブル)で取り上げた企業の取り組みをまとめてみました。
身近になる“空飛ぶクルマ”、進む機体開発
国内の空飛ぶクルマ市場において、トップランナーとも言える株式会社SkyDrive。同社は、実用化に向けた機体開発はもちろん、空飛ぶクルマの認知度向上にも一役買っています。