ガジェット整備などに役立つ便利ツールが揃った精密工具セットを使ってみた
こちらは、ギズモード・ジャパンが所属する(株)メディアジーンのコマースチームが編集・執筆した別企画の記事です。
欧州や米国では修理する権利が認められ、ついにはAppleもセルフリペアプログラムを一部地域で実施しはじめましたよね。
日本では法規制などでどう進むかまだ分かりませんが、持続可能な社会という観点でもこれからはガジェットも自分でメンテナンスや修理する時代かもしれません。
今回はそんなガジェット整備や電子工作などにも重宝するツールセット「JIMISET 26」を使ってみたレポートです。
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懐かしのギミック筆箱みたい
「JIMISET 26」のドライバーがこちら。
アルミ合金の本体で耐久性が感じられ、マットに渋く光る外観も玄人っぽさがあって良いですね。
スタンダードなプラスとマイナスの各サイズに加え、六角やトルクスねじといった特殊ビットが計18種揃っています。
ガジェットやPC、メガネなどの整備には十分そうな印象でした。
ボタンでビット収納部が飛び出るギミックも取り出しやすさがアップしていいですね。筆者的には小学生の筆箱を思い出して楽しいポイントでした。
ケース自体にもマグネットが仕込まれてあり、ドライバーやビットもそう簡単には落ちない仕組みに。
多少雑に扱っても紛失する心配が少なそうなのも良いですね。
細かい機能が助かる
ドライバーの使用感は悪くないですね。
本体が細すぎないためしっかり持てますし、お尻を固定しても回せる仕様なので安定してネジの脱着ができました。
身近なところではゲームコントローラーやメガネの整備、電池交換などが主な活躍場面になると思います。
基板一体化でパーツ交換が一切できない昨今のノートPCを分解するシーンは少ないと思いますが、デスクトップ自作ユーザーであればパーツ交換等にも使えるでしょう。
個人的に面白く、また助かるなと感じたのがビット先端への磁性付与機能。
ガジェット類のネジは小さく、ネジ穴に入れるまでの間に紛失や基板の奥に滑り込んでしまうことが多々ありますよね?
そんなトラブルを低減できる機能なので地味ですが重宝しそうな機能だと思います。
すぐ横にはネジの一時保管スペースもありました。
しっかりと蓋も閉められるなど、精密機器を扱うときへの配慮がありがたいですね。
あると便利なミニツール達
ドライバー以外にも便利ツールが多数付属。
まずは先端がかなり細く作られたピンセット。微細なパーツを扱うプラモデルや手芸などの軽工作に役立ちそうです。
その他SIMカードピンや、
フィルム剥がしや筐体分離などに役立つミニヘラなども備わっていました。
修理でモノを捨てずより長く使っていくことは重要なので、まずはできる範囲から正しいツールで安全にメンテナンスをしていきたいですね。
なお、ガジェットやスマホの分解はセルフ修理は故障が広がったりや保証が切れたりするというデメリットもあるので必ず自己責任でお願いします。
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Source: machi-ya