『Escape from Tarkov』ワイプ実施!パッチ0.12.12登場後の注意したい新要素【タルコフ】
Battlestate Gamesが開発するハードコアシューター『Escape from Tarkov』。12月12日にパッチ0.12.12が適用され、ワイプが実施されました。今回も今までのワイプ時と同様に新要素が追加されていますので、まとめてお届けします。
新マップ、Lighthouseが追加されました。Reserveと隣接しており、元USECのローグと呼ばれる新しいAIタイプが登場。彼らのテリトリーに入らない限りは、USECのプレイヤーには発砲せず、USECとBEARの混合チームであれば、警告なしに攻撃をしてきます。また、USECプレイヤーが攻撃した場合は次の数レイドは裏切り者として認識されます。
歩きや横移動、走る、走っている最中の急な方向転換といった動作に慣性が適用されます。慣性の強さは装備の重さとStrengthのスキルレベルに依存し、Strengthレベルが0だった場合は0kgから、Eliteだった場合は10kgから計算され、最大で70kg(Strengthレベルが0時)まで増加します。
しゃがみと起き上がりのモーションが拡張され、動作にかかる時間は重量過多の度合いによって決定されます。これにより、消費されるスタミナ量が重量過多の度合いとスタンスバーの位置(どの程度高く立っているか)によって異なります。
武器の動作不良が排莢不良、給弾不良、ボルトのジャムの3種類に増えました。新品の武器では動作不良は起きず、耐久値が93%以下の時に発生しますが、オーバーヒートによる発生は除きます。動作不良を治すためには、武器の確認をした上で、動作不良を治す必要があります。トラブルシューティングレベルがEliteだった場合は、武器の確認なしに治すことができます。
弾薬を発射するたびに武器が熱くなります。どれだけ熱くなるかは弾薬、バレルといった熱に関係するパーツによって決められます。また冷却度合いも同じように決められています。どれだけ熱くなっているかはマズルを見てわかるようになっており、4段階で描写されます。
弾薬の飛び方が変更され、より直線的に飛ぶようになりました。弾薬のエネルギー量は距離によって決められ、速度が上がれば上がるほど、威力と貫通力が増加します。
Push to Talkで使用可能なボイスチャット機能が追加されました。侮辱したり音楽を流したりといった不適切な使用方法をすることで、機能を無効にしたりBANをされる場合があります。また、連続して15秒以上使用できず、20秒あたり15秒間使用することができます。不適切な利用をしているプレイヤーをジェスチャーメニューから通報することもできます。ボイスチャットで話すことでScavが注意を向けるようにも変更されています。
食べ物をどの程度使用したかで使用時間が変わるようになり、バフやデバフは最大でも元の値までに制限されるようになりました。Metabolismのレベルにより、デバフに対する免疫や効果量に変化があります。
新マップのLighthouseは、ひとまずオフラインでプレイしてみたところ、場所によってはFPSがかなり落ち込むようで、従来のマップから比べるとかなり重めになっているよう。プレイヤーによってはプレイに支障が出る程度には落ち込む可能性もあるため、注意が必要だと感じました。また、慣性はワイプ直後の初期装備(16kg)でもかなり体が慣性で引っ張られる感触があり、少し違和感を感じます。プレイしていれば慣れるとは思いますが、戦闘時はよりバッグを一時的に捨てておくといった、身軽にするメリットは大きくなりそうです。
飲食についてもジュースで1だけ消費した時と残りの39を消費した時を比べてみましたが、1は口を付けてすぐ離すような感じで、残りを飲んだ時は従来の飲食のモーションといった時間のかかり方でした。Aquamariのような1回で消費しきれないアイテムの場合は、より実感できそうです。
『Escape from Tarkov』は現在ベータ版としてサービス中です。
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