冬の神楽坂でカフェ巡り! ヨーロッパと日本が溶け合う素敵な街でした
まずはガレットの名店「ル・ブルターニュ」で腹ごしらえ
私が初めてフランスに行ったのは今から8年前。仕事でル・マンという街に行き歌を歌い、ル・マンで数日を過ごし、パリに着いたらまずはガレットを食べるんだ!と意気込んでいたのですが……。
チームボスの希望で日本料理店で「冷やし中華」を食べることに。いや、冷やし中華は最高に美味しいのだけど、パリに来て人生初の食事がまさかの冷やし中華とは……。
そこから、私のガレットに対する執着?が生まれ、都内でガレットが食べられるお店を探すようになりました。
この「ル・ブルターニュ」も2度目の訪問で、お店もかわいくてガレットもとっても美味しかったので再訪してしまいました。
店内はフランスの田舎風で、パリとは少し違った趣があります。壁が壁紙ではないところにも、こだわりを感じますね。
お手洗いの蛇口、ドアなど、アンティーク好きにはどこを取っても楽しめること間違いなし。
ガレットはフランスの北西部、ブルターニュ地方でよく食べられているお料理です。
クレープと何が違うの?というと、生地がそば粉で作られていることでしょうか。
塩っぱいお食事系はそば粉でガレット、甘いデザート系は小麦でクレープ、と分かれているそうです。
この日は寒かったので、スープ、サラダ、ドリンク付きのランチセットを注文しました。
ガレットはハムとタマゴのバリエーションのなかから1つ選べます。今回は「目玉焼き風タマゴ、イベリコ、チョリソー、チーズのガレット」をチョイス。
ドリンクはブルターニュ名物のシードル(りんごの微発泡酒)も選べましたが、この日はノンアルコールでオーガニックティーにしました。
セットのサラダもしっかりボリュームがあってうれしい! 紅茶もポットサービスで、カップで2杯半ほど飲めました。
肝心のガレットはパリッ! もちっ!とスキップをしたくなるような軽い食感。タマゴの黄身をつぶせば、そこはもう美食の小さな泉。湧き出る黄身を、チョリソーとガレットと絡めて頬張れば、一気にブルターニュ地方にトリップできます。
つかの間のトリップを楽しみつつ我に返り、おっと、ここは日本だった……ちゃんと戻ってこなくては……。美味しくてナイフとフォークが進む進む。もうガレット食べにフランスまで行かなくていいじゃ~ん、と思ってしまいます。
薄くて軽い食感なので、お腹いっぱいになるか?と思ったけれど、チーズやタマゴも入っていて、しっかり満腹になりました。内装といい食事といい、クオリティがどれも高いので大満足です。今度は夜に、お酒も一緒に楽しみにこようと思います。
こちらは東京以外にも系列店があるので、東京以外にお住まいの方にもぜひオススメです。