高コスパなWi-Fi 6ゲーミングルーター、ネットギア「Nighthawk Pro Gaming XR1000」レビュー
いまだに続くコロナ禍によって、巣ごもり需要はかなりの伸びを示しているそうだ。その中の1つとして、自宅ネット環境の改善のためにルーターを購入する人が増えている。テレワークを自宅でやり始めてから気がついたり、オンラインゲームを始めてみたら、通信環境のショボさに気がついた人もいるだろう。
そこで今回は、ネットギアから発売されたゲーミングルーター「Nighthawk Pro Gaming AX5400 WiFi6 ゲーミングルーター (XR1000)」を紹介したい。公式ストアでの販売価格は2万8888円とゲーミングルーターとしてはミドルクラスのモデルだが、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応し、5GHz帯で最大4804Mbps、2.4GHz帯で最大574Mbpsのパワフル仕様。ゲーミングルーター専用OS「Duma OS 3.0」を搭載しており、ユーザー自身でさまざまなチューニングができるようになっている。
4本のアンテナがそそり立つゲーミングモデルらしいデザイン
まずは外観から。いかにもゲーミングルーターらしいフォルムで、アンテナは4本搭載。メッシュ状の赤い部分はデザイン性とともにエアフローを考慮していて、平置きのほか壁掛けにも対応している。
サイズは、295(W)×200(D)×64(H)mm(アンテナ含まず)。重量は600g
メッシュ部分からは中身も見える。エアフロー的にはよさげ
アンテナは、取り付ける位置が決まっている。同じ番号のアンテナを取り付けよう
インターフェースは、WANポート1つにLANポート4つ。いずれも1Gbpsで、そのほかにUSB3.0端子が備わっている。
背面には、各ポート類と電源ボタン、リセットボタンが備わっている
フロントにはWPSボタンとWi-Fiオン/オフボタンがあり、各種LEDランプがV字ライン上に配置されている。
WPSボタンは押しやすい位置にあるのが嬉しい。LEDランプは設定でオフにもできる
1.5GHz駆動のトリプルコアCPUを搭載し、送受信のアンテナ数は、5GHz帯が4×4、2.4GHz帯が2×2。Wi-Fi 6の仕様である1つのチャネルを複数のサブキャリアに分割し、複数のユーザーへ効率よくデータを送る「OFDMA」や、複数のアンテナを用いて通信を行なうMU-MIMOなどを採用。Wi-Fi 5(IEEE802.11ac)よりも高速で複数端末との同時通信が可能になっている。
前へ123次へ
ツイートする
カテゴリートップへ
この連載の記事
この記事の編集者は以下の記事をオススメしています
「ネットギア×ASCII.jp」最新記事
© KADOKAWA ASCII Research Laboratories, Inc. 2022表示形式: PC ⁄ スマホ