カンタン&セキュアなクラウド監視カメラ「Safie」 監視までに費やす時間と労力をその先のソリューションに
Safieのサービスは、監視カメラ本体の費用とクラウドサービスの利用料という2本立てで構成されている。
監視カメラ本体には、屋内用、屋外用などタイプによってさまざまなモデルがラインアップされており、まずは利用シーンに合ったモデルを購入する必要がある。
型番 | ネットワーク | 設置先 | 視野角 | 価格 |
QBiC CLOUD CC-2 | Wi-Fi | 屋内 | 対角134度 | 1万9800円 |
QBiC CLOUD CC-2L | Wi-Fi/有線(PoE) | 屋内 | 対角134度 | 2万4800円 |
QBiC CLOUD CP-1W | 有線(PoE) | 屋外 | 対角99度 | 6万5000円 |
QBiC CLOUD CP-1S | 有線(PoE) | 屋外 | 対角155度 | 6万円 |
※上記以外にも人感センサー搭載モデルなどもあり
Safieに対応したカメラ「QBiC CLOUD CC-2」。屋内向けのWi-Fiモデル。パンやチルトは手動だが撮影範囲は広く、夜間撮影も可能一方、クラウドサービスは、カメラの管理やライブ映像の視聴、録画映像の切り出しなどができるサービスとなっている。
カメラ購入後に、2週間ほど7日間録画プランを無料で試用できるが、その後は有料プランへの契約が必要となっており、映像を保管しておくことができる期間によって料金が異なる。
プラン | 月額料金(税別) |
7日間録画プラン | 1200円 |
14日間録画プラン | 1650円 |
30日間録画プラン | 2000円 |
60日間録画プラン | 2500円 |
90日間録画プラン | 3000円 |
180日間録画プラン | 4500円 |
360日間録画プラン | 7000円 |
防犯目的で利用するにしろ、業務改善目的で利用するにしろ、なるべく過去へ遡れるに越したことはない。実際、時間が経過してから盗難や不正が発覚するようなケースも少なくない。また、業務改善などの目的であれば、曜日や日程などによる繁閑の差なども考慮して映像を分析する必要がある。
こうしたことを考えると、月額2000円の30日録画プランあたりが妥当な選択となりそうだが、個人的には360日間録画プランがリーズナブルに思える。
なぜなら、NASなどを利用した監視カメラソリューションで1年分の映像を保管しようとすれば、ベイ数の多い高性能なNASと容量の大きなHDDを数十万円前後で購入し、これを管理したり、一定年数でメンテナンス(HDD交換なども含む)していく必要があるからだ。
用途にもよるが、30日プランで月額2000円支払うのであれば、思い切って360日間録画プランにしてしまうのも1つの選択だろう。内部犯行による不正など、表面化しにくい犯罪などの調査や証拠固めには、こうした長期の録画データがあるのは非常に頼もしい。