女性器の悩みを解決するなら、今!【カリスマ女医が語る、人生100年時代のセクシュアルウェルネス】
女性器の形の定義は、まだ世界的に定まっていない!?
まず一つ目の匂いや脱毛に関しては、平田先生のクリニックでも簡単に治療を受けることができるお悩みだ。
「膣内環境に由来する臭いのお悩みに関しては、婦人科の先生と連動し、服薬や塗り薬なども用いながら解決していきます。膣まわりの小陰唇や大陰唇に由来する臭いに関しては、専用の洗浄剤の処方や洗い方の指導のほか、VIOラインの脱毛も効果的。デリケートゾーンの脱毛は、医療機関でしっかりとした医師の管理のもと行うことが大切です。ちなみに、私自身がアトピー肌、敏感肌で脱毛には悩んできました。熱破壊式あるいは蓄熱式と、患者さんの肌タイプや毛質に合わせた脱毛をご提案しています」
2つ目のお悩み、女性器の外見については、これまで大手美容クリニックで数々の手術を手がけてきた平田先生のプロフェッションジャンルのひとつでもある。
「女性器の形や大きさは人によってそれぞれ。しかし、滅多なことがない限り、自分以外の女性器を目にすることはなく、『私だけがおかしいのでは』と悩みを抱え込んでしまうことも多いのです。もっとも多いお悩みは、小陰唇について。黒ずんでいるのではないか、大きすぎるのではないか、というものです。しかし、これまで1000例を超える女性器のお悩みをカウンセリングしてきた私からすると、小陰唇は本当に人によって大きさや長さがさまざまなので、いったいどんな形が正解か、どれが一般的なのかといった定義はありません。ただ、一般的には、大陰唇に収まる程度、または、やや露出する程度であれば正常な大きさだと言われています。実は、海外の論文には面白いデータがあるんです。過去に発表された海外の論文の小陰唇肥大の定義を比較すると、2000年から2015年にかけて、4cm、3cm、2cmと定義上の数値が小さくなっています。なんと、時代や人々の意識とともに小陰唇肥大の定義が変わっているんですよ!」