・すべてのビジネスユニットを通じた継続的な成長および過去最高のPC出荷実績を背景に、売上高は前年比17%増、1,012億ドルで過去最高
・通年の継続事業の希薄化後1株あたり利益は前年比114%増の6.26ドル、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は前年比27%増の6.22ドルでいずれも過去最高
・四半期の現金配当方針を発表 ― 初期四半期配当は1株あたり0.33ドル、2023会計年度の合計は約10億ドル当資料は、2022年2月24日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。
米国リリース原文:https://www.dell.com/en-us/dt/corporate/newsroom/announcements/detailpage.press-releases~usa~2022~02~dell-technologies-delivers-fourth-quarter-and-full-year-fiscal-2022-financial-results.htm#/filter-on/Country:en-us
2022年2月24日、テキサス州ラウンドロック発:
デル・テクノロジーズは、2022会計年度(2021年2月~2022年1月)および第4四半期(2021年11月~2022年1月)の業績を発表しました。また、同社は、取締役会が同社普通株式に対して四半期現金配当を支払う配当方針を承認したことも発表しました。この方針に基づく2023会計年度の初期配当率は1株あたり年間1.32ドル、合計で約10億ドルです。取締役会は初回の四半期配当が1株あたり0.33ドルであることを宣言し、4月20日時点で登録されている株主を対象に4月29日に支払われます。
通年の売上高は、過去最高の需要、確固とした実行能力、すべてのビジネスユニットを通じた継続的な成長、過去最高のPC出荷実績を背景に、前年比17%増で過去最高となる1,012億ドルでした。営業利益は前年比26%増の47億ドル、非GAAPベースの営業利益は前年比12%増の78億ドルで、いずれも過去最高となります。通年では、継続事業の純利益および非GAAPベースの純利益はともに49億ドルでした。営業キャッシュフローは103億ドルで、VMwareを除いた営業キャッシュフローは過去最高の71億ドルでした。通年の継続事業の希薄化後1株あたり利益は、前年比114%増の6.26ドル、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は、前年比27%増の6.22ドルでした。
第4四半期の売上高は前年同期比16%増の280億ドルでした。営業利益は前年同期比13%増の16億ドル、非GAAPベースの営業利益は前年同期比1%増の22億ドルでした。 継続事業の純損失は2,900万ドル、非GAAPベースの純利益は14億ドル、調整後EBITDA(利払、税引、償却前利益)は27億ドルでした。営業キャッシュフローは31億ドルでした。第4四半期の希薄化後1株あたり損失は0.04ドル、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は1.72ドルで、いずれも当四半期の実効税率が予想を上回ったことが一因になっています。
2022会計年度第4四半期および通年の業績デル・テクノロジーズの非GAAPベース財務情報の利用に関する情報は下記「Non-GAAP Financial Measures」をご覧ください。特に記載がない限り、本プレスリリース内のすべての比較は前年比です。
当四半期末における契約済みで未計上の売上(RPO: Remaining Performance Obligation)は、前年同期比20%増の420億ドル、前受収益は276億ドル、現金および投資の残高は113億ドルでした。2022会計年度に返済した純有利子負債額は165億ドルで、3つの主要格付け機関すべてから「投資適格」のコーポレート ファミリー レーティング(CFR)を受けました。
各ビジネスユニットの概況
クライアント ソリューションズ グループ(CSG)の第4四半期の売上高は、前年同期比26%増で過去最高となる173億ドルでした。このような業績を後押しする要因となったのが、前年同期比30%増の法人向けの売上高129億ドルと、前年同期比16%増の個人向けの売上高44億ドルでした。営業利益は同グループ売上の約6.7%となる12億ドルでした。通年の売上高は前年比27%増で過去最高となる615億ドルでした。 また通年の営業利益は前年比31%増の44億ドルでした。
主なハイライトは次のとおりです。
・『CES』で47の賞を受賞。『CES』では、モダン デザインでこれまで以上のパフォーマンスを提供する、完全にデザインを一新した「XPS」の新モデル「XPS 13 Plus(https://www.dell.com/en-us/blog/xps-13-reinvents-itself-embracing-simplicity-as-the-new-premium/ )」を発表
・世界最薄のゲーミング ノートPC「Alienware x14(https://dell.alienwarearena.com/alienware-amps-up-portability-performance-peripherals/ )」、世界初の量子ドットOLEDゲーミング モニター「Alienware 34インチ 曲面量子ドット有機EL(QD-OLED)ゲーミングモニター(AW3423DW)(https://dell.alienwarearena.com/alienware-amps-up-portability-performance-peripherals/ )」、最もパワフルな17インチのAMD Advantageゲーミング ノートPCを発表
・最新のビデオ会議モニター「Dell デジタルハイエンド 32 4Kビデオ会議用モニター(U3223QZ)(https://www.dell.com/en-us/blog/xps-13-reinvents-itself-embracing-simplicity-as-the-new-premium/ )」をリリース - 4K Webカメラ、エコーキャンセル マイク、Microsoft Teams認定が、最高のコラボレーションおよびビジュアル体験を提供
・「Concept Luna(https://www.dell.com/en-us/blog/pushing-the-boundaries-of-sustainable-pc-design-concept-luna/?RefID=dtw22_sm6055094993&linkId=144312435&gacd=9643275-1040-5761040-266682520-0&dgc=st&gclid=CjwKCAiAgbiQBhAHEiwAuQ6BkhNkQt77L0H_8NjtpIO-Dqxw5PhK7EmC5oDSM7hVD2FVPVqMycu0-hoCuxwQAvD_BwE&gclsrc=aw.ds&nclid=S26aAAj6fNBUqNmwdnzxy4fJAtj9_SugLt4PIIWaLVF-o8HkX_fE7HFTg1cPrRP- )」を発表 - サステナビリティ、リサイクル、再利用のコンセプトをベースに構築されている、法人向けの高度なノートPCのプロトタイプ
インフラストラクチャー ソリューションズ グループ(ISG)の第4四半期の売上高は、前年同期比3%増の92億ドルでした。ストレージの売上高は45億ドル、サーバーとネットワークの売上高は前年比7%増の47億ドルでした。営業利益は同グループ売上の約12%となる11億ドルでした。通年の売上高は344億ドルで、営業利益は37億ドルでした。
主なハイライトは次のとおりです。
・「APEX」のマルチクラウド機能(https://www.dell.com/ja-jp/dt/corporate/newsroom/announcements/detailpage.press-releases~japan~2022~01~20220120-021.htm#/filter-on/Country:ja-jp )の拡張を発表 - ユーザー企業は、マルチクラウド バイ デフォルトからマルチクラウド バイ デザインへ移行できるとともに、ハイパースケールのロックインなしに複数のクラウドに接続することが可能
・「Dell PowerProtect Cyber Recovery for AWS(https://www.dell.com/ja-jp/dt/corporate/newsroom/announcements/detailpage.press-releases~japan~2021~12~20211220-11.htm#/filter-on/Country:ja-jp )(Amazon Web Services)」を発表 - 最新鋭のデータ保護を実現することで、重要なデータを隔離してランサムウェア攻撃から守るとともに、データ復旧を迅速化
デル・テクノロジーズ経営幹部のコメント
・ジェフ クラーク(Jeff Clarke)/COO(最高執行責任者)
「2022会計年度は、当社の歴史の中で最高の年になりました。売上は1,000億ドルを突破し、17%の成長率を達成しました。これは、長期的な成長目標を上回る非常に大きな成果です。お客様にとって最大の機会は、データをインサイト、アクション、進歩へと変えることであり、テクノロジーへの投資を優先しています」。
・チャック ホイッテン(Chuck Whitten)/co-COO(共同最高執行責任者)
「2022会計年度は、大きな広がりを見せているデジタル トランスフォーメーション(DX)が、引き続きテクノロジーへの支出の成長を後押ししています。このような環境を背景に、デル・テクノロジーズのポートフォリオ全体を通じて高まっている需要は、私たちにとって非常に心強い要因になっています。さらに、当社はマルチクラウド、エッジ、as-a-Service、通信分野においても戦略的な発展を実現しており、これらの分野に向けたソリューションをリリースし、お客様とのエンゲージメントを深め、さらに今後の成長に向けた準備を確立するための投資を行っています」。
・トム スウィート(Tom Sweet)/CFO(最高財務責任者)
「昨年は103億ドルのキャッシュフロー、投資適格の格付け、VMwareのスピンオフなど、当社は株主の皆様に大きな価値をもたらす数々のマイルストーンを達成しました。引き続き当社は、コアの統合とモダナイズ(最新鋭化)を進めるとともに、お客様のマルチクラウドの未来を実現しながら株主の皆様に価値を提供することができる、新たな成長の原動力を確立するための戦略の実行に注力していきます」。
■デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。
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