@Sycom ゲーミングPCデビューにこそオススメしたい、標準2年保証&サポート豊富でサイコムらしいコダワリも魅力の「Premium-Line X570FD-A」
「Premium-Line X570FD-A」
デスクトップパソコンは、高性能を追求する人に向いているマシンだというのに異論はないだろう。しかし、いくらハイエンド構成で購入したとしても、2年、3年と経ってしまえば時代遅れになる。また、大切に使っていたとしても、多かれ少なかれ時間がたつにつれて不調な部分が出てくるものだ。
パソコンに詳しい人であれば適切なメンテナンスができ、より長く使うこともできるだろう。さらにハードにも詳しければ、メモリーやストレージの増設、CPUやビデオカードの換装などを行なうことで、性能面でもアップグレードして使用できる。
とはいえ、こういったことは誰でもできるわけではない。知り合いにパソコンに詳しいという人がいても、ハードまで詳しいとは限らないし、自力でやろうにも、初めてでチャレンジするにはハードルは高めだ。失敗してパソコンが壊れてしまうというリスクを考えれば、気軽に試せるものではない。
こういった人にオススメなのが、サイコムの「Premium Line」シリーズだ。
サイコムが販売しているBTOパソコンは、ゲーミングパソコンや静音パソコン、デュアル水冷パソコン、クリエイター向けのワークステーションと、用途や目的に応じたラインナップとなっている。これらとは少々趣の異なるシリーズなのが「Premium Line」で、簡単にいえば、「1台のパソコンを長く使おう」というものだ。
具体的に何が違うのかといえば、通常1年間の保証が標準で2年となっているほか、有償となるものの、最大3年にまで延長できるという点。これにより、ハードウェアの故障を気にすることなく、最大3年間使えるようになる。
Premium Lineには、専用の河野社長のサイン入り品質保証書が付属。保証期間が長いというのも含め、それだけの品質を実現しているという自信の表れだ
また、送料は負担する必要があるものの、1回までの無償オーバーホールも可能。CPUクーラーのグリス塗りなおし、内部のホコリなどのクリーニングといったハードウェアのメンテナンスから、BIOSやドライバーの更新といったマシン動作の基本的な部分まで、しっかり行なってもらえるのもメリットだ。
さらに、サイコムがBTOパソコンを出荷するときに行っている動作確認まで実施。購入後でも、安定動作するかという点までチェックしてもらえるのは、パソコンに詳しくない人にとって心強いだろう。
もう1つ、このPremium Lineの大きな魅力になっているのが、アップグレードサービスが利用できること。これは、メモリーやトレージ、CPU、ビデオカードといったパーツのアップグレードを行なってもらえる。
もちろん、パーツ代は別途必要だし、作業料もかかってしまうが、BTOパソコンのプロに確実に動作するパーツを教えてもらえ、換装、動作確認までしてもらえるのは素直にありがたい。しかも、換装で不要になったパーツはサイコムで下取りしてくれるので、オトクにアップグレードできるのだ。
BTOパソコンを売ったらおしまいというのではなく、長期保証、オーバーホール、そしてアップグレードまで利用可能で、長く使うための仕組みまで用意されているというのが、Premium Lineの強みとなる。
Premium Lineは、サイズやCPUなどの違いによって5つのラインナップが用意されているが、今回はその中から、AMD Ryzenシリーズを搭載したタワー型モデル「Premium-Line X570FD-A」(以下、X570FD-A)を紹介しよう。
Premium-Line X570FD-Aの標準スペック | |
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機種名 | Sycom Premium-Line X570FD-A |
CPU | Ryzen 7 5800X(3.8GHz~最大4.7GHz)、8コア/16スレッド |
CPUクーラー | Fractal Design FD-WCU-CELSIUS-S24-BK |
グラフィックス | GeForce RTX 3070 8GB |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 500GB SSD(PCI-E4.0対応) |
マザーボード | ASUS PRIME X570-PRO/CSM [AMD X570chipset] |
PCケース | Fractal Design Define 7 White |
電源 | Fractal Design ION+ 760P (FD-PSU-IONP-760P-BK) [760W/80PLUS Platinum] |
内蔵ドライブ | ー |
サイズ | およそ幅240×奥行547×高さ475 |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
価格 | 30万9380円から |
性能はもちろん見た目にもこだわったFractal Designとのコラボモデル
Premium Lineは、Fractal Designとのコラボモデルとなっており、ケースや電源、CPUクーラー、ケースファンといったパーツにFractal Designの製品が使用されている。
そもそも、自作PCでFractal Designのパーツは人気が高く、とくにケースはデザイン、静音性、性能のすべての面で優れているものが多い。それだけに、たとえコラボモデルでなかったとしても、Premium Lineの品質を確保するためにFractal Designのパーツが採用されていたのではないだろうか。
X570FD-Aが採用しているケースは「Define 7」。フロントやサイドパネルの内側に防音素材が貼られており、騒音を外部に漏らしにくい構造となっている。
フロントパネルを開くと、内側に防音素材が貼られているのがわかる。また、吸気口のフィルターは簡単に取り外せ、掃除機などでホコリを吸い取れるようになっているのもうれしい
サイドパネルの内側も、しっかりと防音素材が貼られている。振動によるビビリ音も抑えられている
天板は、排気を重視したメッシュを採用。規則的なパンチ穴ではなく、デザイン性の高いものとなっているのが特徴だ。
実はこの天板は、交換用のフラットな天板が付属。騒音を少しでも抑えたい場合は、排気口のないものへと交換するといいだろう。ただし、今回紹介するモデルはCPUクーラーが水冷で、ラジエーターが天面への固定となっている。そのため、この交換はしないほうがいい。
静音性を重視して吸排気口のない天板を使いたいというのであれば、ラジエーターをフロントへ移動するといった大改造が必要だ。
通気性に優れた天板の下には、フィルターを装備。ホコリやゴミなどから、PCの内部を守ってくれる
静音性重視であれば、吸排気口のないフラットな天板を選ぶのもアリ。ただしその場合は、ラジエーターの位置を移動したほうがいい