遅い我が家のWi-Fi 速くするにはココをチェック
インターネット接続に欠かせないWi―Fi。しかし動画などのコンテンツが思ったようにサクサク動かず、歯がゆい思いをすることは多い。原因と対策をまとめた。
パソコンやスマートフォンはもちろん、テレビやゲーム機、電子レンジ、洗濯機、掃除ロボットなどあらゆる機器がネット接続されるようになった。無線LANはこれらの情報端末をケーブルなしでネットにつなげる。その規格の一つがWi―Fiだ。
新型コロナウイルス禍でのテレワークやオンライン授業でもWi―Fiは必須だが、「画面がよく止まる」「カタログ値ほど速くない」という問題もよく聞く。
Wi―Fiに求められる速度は、どんな機器を、どの程度使うかで異なる。ユーチューブの動画を4Kで視聴するなら常時20Mbpsが必要。同時にZOOMで会議をするなら、さらに3Mbpsが加算される。一方、メールをチェックしたりサイトを閲覧したりするだけなら3Mbps程度の速さがあれば十分だ。
▼使う場所で速度を測定 「Wi―Fi速度」「ネット速度」で検索すると、速度を無料で計測できるサイトが出てくる。まずは我が家のWi―Fiがどれくらいの速さなのかを計測しよう。今回は「Fast.com」を使い、ルーターの真横、ネットを使う各部屋で速さを測った。
電波の発信元となるルーターのそばなのに必要な速度が出ていない場合、考えられる原因は(1)ネット回線そのものの速度が遅い(2)ルーターが古い――のどちらかだ。
(2)の場合はルーターの買い替えも検討課題。ネットワーク関連機器大手のバッファローによると「新しいルーターは前の世代までの規格を踏襲している。それまで接続して使っていた機器が使えなくなることはないので、安心して買い替えてほしい」(コンシューママーケティング部)。
▼遮蔽物の影響を回避 次に測るのは実際にネットを使う部屋や場所だ。ここの数値がルーター横より極端に落ちる場合は、ルーターと計測場所の間に遮蔽物があると考えられる。
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