古きプロセッサを温ねて新しきプロセッサを知る
贅沢はしても冒険はしないでハードウェアを調達
PCの使い方は人それぞれだ。常用しているアプリも違う。個人的に直近まで現役バリバリで使っていたデスクトップPCは、2016年の夏に自作したCore i7 6950X機で、32GBのメモリを装備、Radeon RX 480をGPUとし、480GBのSATA SSDをシステムドライブとしていた。
この環境でほぼ6年間使い続けてきた。まだ設定等が決まらず、ぎこちない状態で使っているAlder Lakeこと第12世代Core i9機の環境と比べたときに、この6年間、構成をいじらずに愛用している自作PCが大きく見劣らないことに、ちょっとした驚きを感じている。
今回、最新環境の評価のために整えたハードウェアは以下の構成とした。
前回同様に、これから6年間はストレスなく働いてほしいので妥協は禁物だ。また、パーツで妙な冒険をして悩むのも避けたい。だからよく知られたベンダーの実績あるブランドのパーツを選んだ。これなら何かあってもトラブル回避情報を入手しやすい。
この先あるとすれば、メモリを追加するくらいだろう。これは6年前の自作時も同様で、最初16GBだったメモリを32GBに増設した。別ロットのメモリ装着でトラブルが出ないことを祈るのみだ。