ターン制巨大メカバトル『Wolfstride』―日本語対応作業中!新型コロナのせいでタイトル変更も【開発者インタビュー】
――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
Ota Imon氏(以下Ota)本作のライター、アーティスト、ディレクターを務めたOta Imonです。ブラジル出身です。
今まで遊んだゲームの中で一番好きなのは『メタルギアソリッド』ですね!私がこれまでに作ってきたあらゆるものに多大な影響を与えています。
――本作の開発はなぜ始まったのですか?
Ota私は自分スタイルのゲームを作ってみたいと思いました。子供の頃からキャラクターやストーリーを作るのが好きでしたので、他の人に実際に遊んでもらえるゲームを作ると言うのは、まさに夢だったのです。
本作のアイデアは2016年に生まれました。私はこの「賭け」をするため、ゲームアーティストという仕事をやめてしまったのです。まずは『World of Black』と言う名前のゲームを作り始めました。これは森の中の2人の小さな女の子が主人公というものだったのですが、よく考えたら、私は小さな女の子のことなど何も知らなかったのです。そして次に、「地球防衛軍」をベースとしたストラテジーゲームを作ろうと思いました。しかし私は「ドミニク・シェード」と言うキャラクターを作ると、本作は予想外の方に進んでいき、今のような形になったのです。
――本作の特徴を教えてください。
Ota本作のスタイルとストーリーが結構特徴的だと思います。記憶に残るキャラクターたちが登場する、記憶に残るストーリーを作り上げたいと思いました。また、本作のゲームプレイも他のターン制ゲームとは少し異なります。プレイヤーがすぐにわかるよう、可能な限りシンプルなものにしたいと思ったのです。
――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?
Otaストーリーやキャラクターに価値を見出す人にこそ、一番楽しんでいただけるのではないかと思っています。声付きの奥深いセリフがあり、多くの人がキャラクターたちに親近感を持ってくれるようです。
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Ota主に影響を受けたのは「カウボーイビバップ」と「REDLINE」ですね。「カウボーイビバップ」ネタは入れずにはいられませんでした。しかし、私は本作において、私が今までに気に入ったものすべてをミックスさせようと試みました。「幽遊白書」『メタルギアソリッド』『ファイナルファンタジーVII』「メガロボクス」、そして映画「リアル・スティール」といった作品ですね。また、私は小島秀夫さん、Suda 51さん、SWERYさん、ヨコオタロウさんといった、日本のゲームディレクターの方たちが大好きです。
――本作の日本語対応予定はありますか?
Otaあります!ただいま作業中ですので、これにより皆さんにも本作を楽しんでいただけると嬉しいです!
――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?
Ota実は、本作は2016年当時、ゲームタイトルが『Corona Black』だったんです。これは私がナイン・インチ・ネイルズの楽曲「Corona Radiata」が大好きだったからなのですが、結局タイトルを変えなくてはいけませんでした。あれはアンラッキーでしたね。ここブラジルでは新型コロナでかなり悲惨な状況になりました。しかし私たち開発チームは外出自粛をしながら、自宅から作業をすることができたのです。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
Otaはい、ご自由にやってください!Twitterで私たちをタグ付け(@wolfstride_gameと@ota_imon)していただければ、出来る限りの宣伝をさせていただきます!
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Ota皆さん、こんにちは!私は昔から日本に影響されっぱなしです。大好きなゲームはすべて日本のゲームです。日本のクリエイターの皆さんはとてもクリエイティブでありユニークで、私も必死に勉強させていただいております。皆さんにも本作を楽しんでいただけると本当に嬉しいです!メリークリスマス!そして良いお年を!
――ありがとうございました。
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