150種類を超えるエフェクトを搭載!真空管アンプさながらのサウンドを再現するBOSSのギター/ベース用マルチエフェクター「GX-100」
モダンなインターフェースで直感的な音作りが可能
ローランドは、高品位なサウンドと高い汎用性、スムーズな操作性をバランスよく備えたボス(BOSS)ブランドのギター/ベース用マルチ・エフェクター『GX-100』を3月26日(土)より発売を開始する。
価格はオープン価格。本体サイズは幅460×奥行き193×高さ73mm、3.5kg。
『GX-100』は、高品位なサウンドと高い汎用性、スムーズな操作性をバランスよく実現したスマートなマルチ・エフェクターだ。タッチ操作対応のカラー・ディスプレイと伝統的なノブ操作の両立により、エフェクト・チェインの構成からパラメーターの微調整まで、直感的な操作が可能。
サウンド面ではフラッグシップ・モデルである「GT-1000」譲りの「AIRD」プリアンプを搭載しており、真空管アンプさながらのダイナミックなサウンドと弾き心地を再現すると、同社では説明している。
独自の「AIRD」テクノロジーにより真空管アンプのサウンドを再現
『GX-100』に搭載されているプリアンプは「AIRD」テクノロジーを採用しており、真空管アンプのダイナミックなサウンドと優れたレスポンスを再現。表現力豊かなサウンドを得ることが可能。
ギター用、ベース用を合わせて23種類のプリアンプを内蔵。クラシックなタイプからボスのオリジナル・アンプまで、幅広いサウンドを楽しめる。
また2種類のプリアンプを同時に使用することができ、それぞれのアンプを切り替えて演奏したり、ミックスしての緻密な音作りを行なえる。
ちなみに「AIRD(Augmented Impulse Response Dynamics)」テクノロジーとは、アンプを構成するプリアンプやパワー・アンプ、電源トランス、スピーカー・キャビネットなどのコンポーネント間で起きる「相互作用」を忠実に再現。真空管アンプ特有のダイナミックなサウンドと弾き心地をアンプやPAといった出力環境を問わず、再生することができる技術だ。
高品位かつ多彩なエフェクトを搭載
定番のオーバードライブ、ディストーションはもちろん、積極的な音作りが可能なリング・モジュレーターなど、150種類を超えるエフェクトを搭載。また、ベース用に専用設計されたエフェクトも多数搭載しており、ベース用のマルチ・エフェクターとしても活躍が期待できる。
自由に割り当てができるエフェクト・チェインには、最大15種類のエフェクトを同時使用することができ多彩な音作りが可能だ。
リバーブやディレイなどの残響系エフェクトは、効果をオフにした時に残響音のみを残すキャリー・オーバーにも対応。音色の切り替え時も自然に音をつなげることができる。
作成した音色は本体内に200種類まで保存可能。また、SEND/RETURN端子を装備しているので、手持ちのエフェクトとの併用にも対応する。
タッチ操作でスムーズな音作りが可能なカラー・ディスプレイ
タッチ操作に対応する視認性の高いカラー・ディスプレイとディスプレイの下にある4つのノブとの組み合わせにより、直感的かつスムーズな操作性を実現。
エフェクト・ブロックの追加や接続順の変更などはディスプレイをタッチして、個々のエフェクトのパラメーター調整などはノブで、など目的に応じて快適に操作できる。
さまざまなシーンで活躍
『GX-100』は、USBオーディオ・インターフェイス機能も備え、本格的なレコーディングにも対応している。専用アプリ「BOSS TONE STUDIO (macOS/Windows/iOS/Android対応)を使用することで、パソコンやスマートフォン上での音作りや音色データの管理も可能だ。
また、別売のBluetooth Audio MIDI Dual Adaptor 「BT-DUAL」を装着することにより、ワイヤレス接続したスマートフォンで音作りをしたり、楽曲のストリーミング再生も行なえる。
関連情報
https://www.boss.info/jp/products/gx-100/
構成/清水眞希