東京タワーにeスポーツ施設が誕生! 技術と遊びを詰め込んだ「RED゜TOKYO TOWER」レポート
横9m、奥行き5.5m、高さ3mの巨大4面LEDディスプレイに囲まれたステージ
「RED゜TOKYO TOWER SKY STADIUM」のエリア後方には、実況や配信を行える「RED゜STUDIO」が併設されています。スタジオはガラス越しに観覧でき、公開収録やファンミーティングなどに活用できるつくりになっていました。
続いては、32台の最新ゲーミングPCが用意され、理想的な環境でゲームを楽しめる「RED゜ARENA」です。
アリーナ前方には、5対5の対戦ブースが用意されており、eスポーツ大会の開催が可能。LEDモニターや3面のプロジェクター、ムービングライトなどの設備がそろい、さまざまな演出を行えます。eスポーツ大会のほか、配信イベントやセミナー、eスポーツ教室などでの利用も想定されているそうです。
なお、「RED゜TOKYO TOWER SKY STADIUM」や「RED゜STUDIO」、「RED゜ARENA」では、パーク内で連動した配信が可能とのこと。複数のエリアを連動させた大規模なイベントにも期待できそうです。
本格的な最新機材がそろうeモータースポーツエリア
5階フロアには、バーチャルのeモータースポーツとリアルのモータースポーツ、2つの世界観が楽しめる「RED゜E-MOTOR SPORTS AREA」も展開されています。
モータースポーツの世界では、リアルとバーチャルの操作性が極めて近く、それゆえにeスポーツとの深い関係性があります。このエリアには、3月4日に発売される最新レーシングゲーム『グランツーリスモ7』のFIA世界選手権仕様の筐体が6台用意されているほか、プロレーサーが使用するさまざまなレーシングシミュレーターが設置されています。
ここでしか体験できないプロ仕様の本格的な機材が多数そろっており、イベント時にはプロレーサーによる走行の観戦もできるとのこと。プロレーサーとeスポーツ選手による対抗レースや、初心者から上級者まで参加できるクラス分けトーナメントの実施なども予定されています。
頭脳を使って競う、マインドスポーツも楽しめる
「RED゜TOKYO TOWER」には、eスポーツに限らず、マインドスポーツを楽しめるエリアも存在します。マインドスポーツとは、高い思考能力を用いて競われるゲームのこと。「RED゜MIND SPORT AREA」では、ポーカーとボードゲームの2つを取り扱います。
ポーカーが体験できる「RED゜ROYAL」でプレイできるのは、ポーカーの中でも人気の高いテキサスホールデム。未経験者でも気軽に参加できるよう、ディーラーがルールを説明する初心者講習なども予定しています。
もう1つのエリアは、100種類以上のボードゲームが用意されている「RED゜BODOGE」。曜日固定のイベントや大会を開催するなど、タイトルごとのファンが集まるコミュニティづくりにも力を入れていきます。
なお、カフェ&バー「RED゜STAND」では、ドリンクや片手でも食べやすいワンハンドフードが販売され、マインドスポーツエリアに持ち込み可能となっていました。
なお、4月20日のグランドオープンでは、今回の先行内覧会で公開された5階に加えて、4階と3階のオープンも予定されています。
4階の「ATTRACTION ZONE」は、超人スポーツやドローン競技、謎解きアトラクションなどの体験型コンテンツが充実したフロア。3階の「INSPIRATION ZONE」は、レトロゲームやVRゲームなどが気軽に楽しめるフロアになるとのことです。
また、1階の「WONDER ZONE」は、2022年6月以降にオープン予定。子どもも大人も楽しめるファミリーエリアとなる予定で、新体験を届けるカフェやレストランの展開も計画されています。
最新の技術と遊びを詰め込んだ、「RED゜TOKYO TOWER」。今後どのようなeスポーツ大会やイベントが開催されていくのかにも、ぜひ注目したいところです。
RED゜TOKYO TOWER(レッド トーキョータワー)住所:東京都港区芝公園4-2-8 日本電波塔ビルディング 東京タワーフットタウン内1階、3階、4階、5階運営:東京eスポーツゲート株式会社営業時間:10:00~22:00 ※東京タワーの営業時間に準ずる。不定休。アクセス:大江戸線 赤羽橋駅/赤羽橋口 徒歩5分日比谷線 神谷町駅/1 徒歩7分三田線 御成門駅/A1 徒歩6分三田線 芝公園駅/A4 徒歩10分浅草線 大門駅/A6 徒歩10分JR 浜松町駅/北口 徒歩15分