ニュース <CES>LG、世界初「97インチ」「42インチ」の有機ELテレビ
LGは、米ラスベガスとオンラインで開催されている「CES 2022」にて、有機ELテレビの2022年モデル「G2シリーズ」「C2シリーズ」を発表した。【画像】「C2シリーズ」83インチモデルG2シリーズでは、従来の55/65/77インチに加えて、新たに83インチと世界初の97インチをラインナップ。またC2シリーズでは、従来の48/55/65/77/83インチに加えて、同じく世界初の42インチを用意する。有機EL技術「OLED evo」をG2シリーズと一部のC2シリーズに採用。プロセッサーには、新開発の「α9 Gen5」を搭載。ディープラーニングを活用したアップスケーリングが強化され、被写体と背景を認識することで、より立体的な品質に仕上げるという。また、「AI Sound Pro」を拡張することで、テレビ内蔵スピーカーで仮想7.1.2chのサラウンド再生も行える。OSにはwebOSを採用し、ユーザーがカスタマイズできるパーソナル・プロファイルに対応。好みのストリーミングサービスのショートカットを設定したり、視聴履歴に基づいてコンテンツを表示させたり、お気に入りのスポーツチームの情報通知を受け取ることが可能。プロファイルのログインは、テレビのブラウザーもしくは対応スマートフォンから行える。NFC Magic Tap機能により、スマートフォンなどの画面をテレビにミラーリングすることが可能。Wi-Fi経由でCATVやBS放送を別のテレビで視聴できる、Room To Room Shareをサポートする。また、テレビを視聴しないときにアート作品表示や音楽再生などが行えるAlways Ready機能を搭載。ThinQ AIによる音声コントロールに対応するほか、スマートホームの共通規格「Matter」にも対応する。HDMI 2.1対応のHDMI(4系統)や、1msの応答速度、低い入力遅延などゲーミング性能もアピール。新たにGame Optimizerメニューを搭載し、FPS/RPG/RTSなどゲームに合わせたプリセットを簡単に設定できる。G-SYNC Compatible、FreeSync Premium、可変リフレッシュレート(VRR)といった設定へのアクセスも可能。消灯した部屋でのプレイ時に画面の明るさを調整する「ダークルーム・モード」も新たに搭載する。
編集部:平山洸太