【Intel vPro レビュー:第1回】リモートワークにvProを活用!個人で環境を作ってみた
リモートワークが推奨されるコロナ禍だが、「自宅のPCから会社のPCにアクセスする手段」を模索した方も多いだろう。
そこで検討できるのが、Intelが提供する管理プラットフォーム「vPro」だ。
vProというと、「名前は聞いたことがあるが、業務向けだから関係ない」と思っている人も多そうだが、そのコアの機能は「リモートでの電源オン・オフ」と「リモートデスクトップ機能(しかもBIOS画面から利用できる))」。つまり、うまく使えれば、だれであっても便利に使える機能というわけだ。
しかし、vProはvPro搭載PCが必要なこと(しかし、選択肢は意外に多い)や、基本的にシステムインテグレーター経由のBtoBで扱われることが多いことから、簡単な入門資料がないのも事実。
そこで今回、「普通のPCマニア」でもvProが利用できるよう、「個人でvProを使ってみる」ことをテーマとした検証をお届けする。
初回となる今回は、「用意するハードウェアとソフトウェア」を紹介し、そのインストールまでやってみたい。次回以降は、電源オン・オフやBIOSの操作、さらにはその応用なども紹介していく。
これらの記事がvProにご興味ある方の目にとまれば幸いだ。
[目次]
- vProでできる!「電源オン・オフ~BIOS操作~リモートデスクトップ」
- vPro検証環境を構築してみる
- 操作される側のPC(vPro搭載PC)を設定
- 操作する側のPCを設定
- リモートPCに接続してみよう
- ほかのリモート操作ソフトウェアも利用できる
- vPro検証環境を構築してみて