Synology初のWi-Fi 6ルーター「RT6600ax」、最大6600Mbpsでトライバンド
DSM 7.1やSynology C2の新機能
<2021年に公開したNAS専用OSの最新バージョン「DSM 7.0」。DSM 7.0の特徴や機能については、清水理史氏のこちらの記事で詳しく紹介しているが、Synology 2022 AND BEYONDではDSM 7.0の次期バージョン「DSM 7.1」で追加される機能が紹介された。
「Active Insight」では、オフィスなどで利用している全てのNASについてシステムアップデート情報の確認や、一括アップデートが可能になるNASに対する不審な操作を検知し管理者に通知する機能を用意Hyper Backupタスクの監視機能により、NASそれぞれのバックアップ状態のチェックも容易になる
SMB経由でのDFSやSMBマルチチャネルをサポートし、ファイル転送パフォーマンスを向上DSMのベアメタルバックアップをサポートし、DSMとデータを丸ごとバックアップ可能となる
「Synology Drive」のモバイルアプリを一新し、利便性を向上Synology DriveでのmacOS対応と、Active BackupでのMacのベアメタルバックアップも可能になる
Hybrid Shareにおいて、複数ユーザーにより同時アクセス時の問題を解決するため、異なるデバイス間でのファイルロックが可能にHTTP/3サポートや頻繁に使用するファイルのキャッシュ機能の用意でパフォーマンスも向上
増大するアクセス量に対応するため、台湾にもデータセンターを増設C2の新機能として、Amazon S3互換のクラウドストレージ「C2 Object Storage」を2022年中にリリース
【お詫びと訂正 12/8 14:51】