4眼カメラ搭載で4万円台!日本市場向けミドルレンジ5GスマホOPPO 「Reno5 A」
従来モデルからやや見た目の印象が変わった
OPPOのスマートフォン「Reno A」シリーズは、OPPOが日本市場向けオリジナルモデルとして2019年に投入して以降、手ごろな価格ながら機能の充実したコストパフォーマンスに優れるミドルレンジスマートフォンとして人気を集めている。そのReno Aシリーズの3代目モデルとなるのが、今回登場した「Reno5 A」だ。
Reno5 A最大の特徴となるのが、Reno Aシリーズ初となる5G対応だ。5G対応バンドは、Sub6のn77/n78に加えて、n3/n28と4G周波数の5G転用周波数をサポート。ミリ波は非対応となっているが、ミドルレンジモデルということを考えると、ミリ波に対応していなくても特に不満はない。
正面から見た様子。大部分をディスプレイ表示部が占める点は変わらないが、前面カメラの搭載がティアドロップ型の切り欠きから左上のパンチホールとなったことで、見た目の印象がやや変わっている実際にNTTドコモのSIMを装着して速度を検証してみたところ、下り841Mbps、上り116Mbpsと5Gらしい速度を確認。5G端末として通信速度の面では全く不安はないと言っていいだろう。それでいて、従来モデル同等の価格を実現している点は、非常に大きな魅力と感じる。
5G Sub6に対応。NTTドコモのSIMを装着してSPEEDTESTを試したところ、下り841Mbps、上り116Mbpsとなかなかの速度を記録したところで、本体デザインは従来モデルからやや印象が変わっている。ディスプレイは、従来モデル同様に狭額ベゼル仕様で前面の大部分をディスプレイ表示部が占めており、その点はイマドキのスマートフォンらしい特徴となっている。ただ、従来モデルまでは前面カメラをディスプレイ上部中央のティアドロップ型の切り欠きに搭載していたのに対し、Reno5 Aでは左上角にパンチホール型での搭載へと変更されている。それほど大きな仕様変更ではないかもしれないが、前面カメラの搭載方法が異なるだけで結構な差が感じられるのはおもしろい。
また、背面デザインは従来モデルに比べてもカメラ部分がより強調されるものとなっている。背面カメラは、Reno3 A同様の4眼カメラだが、従来のように4眼を縦に並べて搭載するのではなく、長方形のユニット内に並列で配置するという形に変更されている。これによって、従来モデルよりもカメラ部分が強調されているように感じたわけだ。
背面の様子。従来同様に比較的シンプルなデザインだが、カメラユニットが変わったことで、背面の印象も変わったと感じる。試用機のカラーはアイスブルー側面付近はなだらかなカーブとなり、側面のメタルフレームとの接続部分も段差は最小限で、手触りは滑らかだこういったデザインの変更によって、見た目の印象が変わったと感じたわけだ。とはいえ、全体的には従来モデル同様に比較的シンプルなデザインだと感じる。背面はフラットで、側面付近はなだらかな曲線となっている。側面メタルフレームとディスプレイ面、背面は段差が少なく接続されていて、手触りもなめらかだ。手ごろな価格のミドルレンジスマートフォンとはいえ、デザイン性や仕上がりには十分に満足できる。
サイズは74.6×162×8.2mm(幅×奥行き×高さ)。ディスプレイが6.5型とReno3 Aからわずかながら大きくなっていることもあって、サイズもわずかに大きくなっている。実際に本体を手にしても、やや手の大きな筆者にとっても比較的大きいと感じるため、手の小さな女性などはやや持て余すかもしれない。
重量は182gと、こちらも従来モデルから重量増となっている。実測では185.7gと、公称よりもやや重かったのは気になるが、本体サイズから考えるとこの重量も納得の範囲内だろう。カラーはアイスブルーとシルバーブラックの2色。