使用済み下着売買が横行する「タンス整理」の闇
使用済みの下着や制服の売買が社会問題となったのは1990年代。「ブルセラ」と呼ばれ、インターネット黎明期にはこれらの個人間売買が盛んに行われました。もちろん現在、メルカリやヤフオク!といったサイトで、こうした商品の出品は禁止されています。しかし、一部では「タンス整理」などに見せかけて販売されているようです。
使用済み下着売買が横行する「タンス整理」の闇の画像はこちら >>タンス整理に見せかけて女性用下着類
メルカリやヤフオク!といったサイトでは、使用済みの下着などの出品は禁止されていますが、一部では「タンス整理」などあたかも不用品処分に見せかけて販売されるケースが横行しているようです。
販売されているのは女性用下着類がほとんどですが、明らかに女子中高生のモノと思われる上履きやローファーもあり、「3年間履いた中古品」などと書かれたブツも見つかりました。
さらには、小学生などの子供用パンツが同様の名目で出品されているケースもあり、ヒジョーに危険な状況といえるでしょう。
タンス整理で下着が大量にヒットする
また、こうした商品の購入者は出品者から「常連」と認識されるようで、再度購入する際に個別に使用期間やシミの有無を確認できたり、顔写真や唾液のオプションが追加されることもあるとか…。このような“営業努力”が奏功してか、規制の穴を突いた取引が後を絶ちません。
実際、オークションサイトで「タンス整理」などのワードで検索すると、使用済みと思われる下着が大量にヒット。使用済み下着が堂々と販売されているのです。
具体的に、3年間使用したというローファーの出品を見てみたところ、コメント欄には詳細な使用期間と保存期間確認する購入者を発見。どんな目的で購入するのでしょうか。
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